ポニョのハム好きと半魚人の関係は？映画放送後、そうすけが起こした社会現象

 

こんにちは！かずたかです。

2019年8月23日(金)21:00～

金曜ロードSHOW!「崖の上のポニョ」の放送日です！

先週の「千と千尋の神隠し」に続く「夏ジブリ」。ポニョとそうすけが可愛いですよね。

そんな「崖の上のポニョ」で描かれる何気ないシーンの謎、さらにそうすけが密かに起こしていた社会現象についてまとめてみました。

一考察としてお楽しみください！

 

ポニョはなぜハムが好き？

引用:崖の上のポニョ公式ホームページ

http://www.ghibli.jp/ponyo/press/character/

ストーリーの序盤、まだポニョは歌詞にもある「魚の子」状態ですよね。金魚みたいなギョロッとした目元に、人間寄りの顔、身体はピンクの魚。ジブリ流・デフォルメ調の可愛らしい半魚人です。

そんなポニョ、そうすけに保護されてバケツ飼いされている頃からサンドイッチのハムだけを抜いてがつがつと食べています。

後日、人間の女の子になってからもそうすけの母・リサにごちそうしてもらったハム乗せラーメンもぺろりと平らげるポニョ。

家で飼っている金魚は、ハムを食べるってイメージは無いですよね。なぜこんなにハムが好きなのでしょう？

それは、ポニョが魚の子…つまり半魚人であることが関係していると考えられます。

ポニョと半魚人の関係

そもそも半魚人の定義とはどんな感じでしょう？

半魚人（はんぎょじん）とは、ヒトと魚類の中間的な身体をもつ、伝説の生物。

二腕二脚だが、鱗やエラを持つなどの特徴があることから水棲人（すいせいじん）とも呼ばれ、英語ではマーマン(merman)と称されることが多い。なお、上半身が人、下半身が魚の姿(=人の脚がない)のものは人魚と呼ぶのが普通である。近年の創作作品の中では、｢手足に鰭や水かきがあり、全身が鱗で覆われ、頭部が魚で、言葉を話す人間のような生物｣といった描写が、ステレオ的に用いられている。

引用:Wikipedia

ポニョの場合、上半身ではなく顔が人、身体が魚なので、人魚よりは半魚人に近いですね。

半魚人は、伝説の生き物・架空の生き物など諸説あります。中にはカスザメ、セイウチ、アザラシなど が海辺に打ち上がった姿が半魚人に見えた、なんて説もあるのです。

 

ポニョは元々肉食だった？

さらに、カスザメやアザラシが一般的に餌とするのは、魚類、甲殻類、軟体動物などいずれも肉食のものばかり 。

人間になった時のポニョはラーメンも食べましたが、本能的には肉食に近いのかなと推測できます。

そうすけの母・リサが作ってくれたハム乗せラーメン、けっこうハムが分厚めだったので食べごたえがありそうですね。

また、ポニョが魚の時って、一回り小さな妹たちがたくさんいましたよね？

引用:崖の上のポニョ公式ホームページ

本編にはなかったと思いますが、沢山の魚の子たちに肉食ベースの餌をフジモトがあげていて、ポニョの味覚に馴染みがあったのではないかとも考えられますね。

「そうすけ」が起こした社会現象

引用:崖の上のポニョ公式ホームページ

もう一つのテーマ、そうすけが起こした社会現象。皆さんはご存知でしょうか？

子育て世代の方なら、もしかしたらご存知かもしれません。

社会現象…それは「男の子の名付け親ランキング」です。

(参考:赤ちゃんの名前ランキング たまひよ)

 

崖の上のポニョが公開されたのは2008年。

まだこの年の名前・読みランキングでは、「そうすけ」はランク外でした。

ところが、翌年2009年のランキングでは

名前ランキング71位(ベスト100位中)

読みランキング16位(ベスト20位中)

ランク外からだと、かなり上昇していますよね！

 

さらに「そうすけ」人気は止まらず…ポニョ公開から10年経った2018年度ランキングでは

名前ランキング47位(ベスト100位中)

読みランキング5位(ベスト20位中)

名前の方は『蒼介』と漢字は違いますが、読みが人気のようです。○○介って名前、昭和～平成初期くらいの名前のイメージがありますが、ポニョ公開後はひそかに人気になっていたようです。

そうすけみたいに優しくて聡明な男の子に育ってくれたら、名付け親になるお母さんも嬉しいですよね！

 

まとめ

いかがでしょうか？

ここまで「ポニョのハム好きのルーツ」と「そうすけの社会現象」について書いてみました。

ポニョが美味しそうにハムをもぐもぐ食べるシーン、ぜひ注目して観てください！