こんばんは!かずたかです。
今回は世界最高齢プログラマー・若宮正子(わかみやまさこ)さん
について紹介します。
この方、84歳の年齢を全然感じさせない…
行動力おばけでした。
Contents
若宮さん、パソコンと出会う
出典:mi-mollet.com
現役時代は、三菱銀行で管理職としてバリバリ働いていた若宮さん。勤務当時は企画開発の部署に配属されたこともあり、元々アイディアマンの素質はあったのかもしれません。
定年退職すれば、自分の生活は母の介護中心になり、外で友人との付き合いが難しくなることを見越した若宮さん。
定年退職前に、58歳で40万のパソコンを購入します。
介護をしながらでも、ネットの中で歳が近い人と出会うことができ「パソコンのおかげで私は翼をもらったみたいな気がした」と後の取材で語ったと言います。
高齢の方が避けがちなパソコンを購入し、自分から交友関係を広げていく…
よく「コミュ力おばけ」なんてききますが、その点若宮さんは
行動力おばけといっても過言ではないです。
若宮さんの制作アプリ『hinadan』
そんな若宮さん、年代の近い方と話すうちに
「スマートフォンは難しい、使いづらそう」との声を聞くようになります。
そこで若宮さん、
機械の苦手な高齢者でも、スマホになじめるように、親しめるようなゲームを作ればいいのでは?とひらめいたのです。
そんなアイディアから、若宮さんが自分で作ったのが
hinadanというiPhoneのゲームアプリ。
出典:suzukaen.com
空いているひな壇に、場所へ雛人形を置いていくというゲームです。
ゲームに隠された若宮さんの気配り
このゲーム、特徴的なのが
ルールの説明書きに英語やカタカナ表記がほとんど無いこと。
「雛人形を正しい位置に置いてください」
「『次へ』というボタンを軽く叩いてください」など、
文章としては少し長いけど、読めば誰でもしっかり理解できるよう、丁寧に書かれています。
若者の利用がほとんどのアプリやサイトだと、クリック、スワイプ、スクロールなど…。使っているうちに慣れるので意外と違和感がないですが、特に近年
横文字祭りになりがちなのです。
言葉を短縮できたり、かっこよく見せられるので若者には便利なんですけどね。
当時82歳だった若宮さんの視点があったからこそ、
高齢者の『使いづらさ』の壁に配慮した、分かりやすいアプリを作ることができたのでしょう。
しかも、このアプリを作るのに独学で勉強したとのこと。
定年後にバリバリ新しいことに挑戦する生き様、かっこよすぎます!
終わりに
いかがでしたか?
若宮正子さんの定年後の挑戦についてでした。
将来アプリ開発するかはともかく、何歳になっても何でもできる!そんなおばあちゃんになりたいと憧れてしまいます…!
そんな若宮正子さん、
2019年10月11日(金)21:00~放送の
【いま知りたい天才5人VSさんま岡村SP】に出演されます!
若宮さんの前向き力に、共演者のヒカキンさんも絶賛するのだとか…?
ぜひご覧ください!