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チュートリアル徳井ADHD説の理由は?回避行動や困り感は症状?

※本記事はあくまで推測であり、該当する特性・診断名については非公式、一意見と踏まえた上でご覧下さい。

 

多額の申告漏れで話題になったチュートリアル徳井さん

極端な「だらしなさ」に対する発言が謝罪会見でありましたが

「ADHDの症状と似ているのでは?」

そんな議論がネット上で繰り広げられています。

Contents

そもそもADHDとは?

ADHDは、注意欠陥・多動性障害とも呼ばれ、

不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(思いつくと行動してしまう)といった症状が見られる障害です。ADHDは、これらの要素の現れ方の傾向は、「不注意優勢に存在」「多動・衝動優勢に存在」「混合して存在」というように人によって異なります。

ADHDのあるお子さまは、その特性により授業中、集中することが難しかったり、忘れ物が多いなどがあり、叱られることが多くなりがちです。叱られることが増えていくと、自信を失い、追い詰められてしまうということもあるので、お子さまの特性を理解し接することが大切です。

出典:LITALICOジュニア

ADHDとは、発達障害の一種で注意欠陥・多動性障害と呼ばれているものを指します。

主な症状は

  • 不注意(集中力がない)
  • 多動性(じっとしていられない)
  • 衝動性(思いつくと行動してしまう)

これらの三種類とされていますが、

人によって症状の強さ・困り感が様々だったり、

大人になると症状・困りごとが微妙に変わってきます。

ADHDの回避行動の仕組み

また、ADHDの症状には「回避行動(先送り癖)」といった傾向が出やすい人もいます。

ADHDはやるべき仕事を先送りにしてしまい期日前になって慌ててこなすという人が多いです。どちらかというと私も先送りにする体質だと思っております。

他にも回避行動と呼ばれるいわゆる「見て見ぬふり」をする頻度が多く、突然掃除を始めてみたり大して好きでもない音楽を聴き始めたりで時間を潰すことも多いです。

(中略)そして多くの場合、自覚症状はありません。あったとしても「後から考えればわかるのに何故か出来ない」と言語化できずに悩んでしまう事が非常に多いです。

 なおこの回避行動は悪化すると「回避性パーソナリティ障害」という二次障害に発展して、治療を困難にさせる場合もありますので注意が必要です。

出典:kakuyomu.jp

今回の徳井さんの申告漏れの場合、どちらかといえば

「回避行動」のケースに近かったのではと考えられます。

チュートリアル徳井の回避行動・困り感

また、徳井さんの場合、申告漏れ以外にも生活上でかなり困り感が強いことが本人の過去のSNSの書き込みや、これまでの経歴、エピソードから分かってきました。

  • 浪人して入った大学を、ほぼ履修せず4年間で2単位しか取れず退学
  • 現在の相方・福井さんに「(お笑い)コンビにならないか」と誘われるが、答えを出すのが億劫で3年間疎遠になった
  • 公共料金の支払いが面倒と放置、自宅の電気・水道・ガスを止められる
  • DVDショップで借りたDVDの返却が面倒で後回しにし、結果後日高額な滞納金を支払った
  • 小銭を使うのが苦手で、自宅には使わなかった小銭の山がある
  • 社会保険に未加入だった
  • 銀行預金を差し押さえられていた

一見感覚がルーズな人に見えますが、上記に共通しているのは

手間のかかる・面倒な案件や、大きな決断を後回ししていること。

やはり回避行動が特に大きいように思います。

診断済の人も共感の声

また、驚いたのが

ネット上で「ADHD説」に納得の声が多かったこと、

そして「自分の症状と似ている」とすでにADHDの診断名を持つ方からの共感が圧倒的に多かったのです。

出典:Twitter

ADHDと聞くだけで「症状があれば許されるわけじゃない」と否定的な声もありましたが、それでも納得の声が圧倒的に多かったことに驚きました。

大事なのは診断名の公開ではなく、自己理解とサポート

徳井さんはもちろん、申告漏れ・税金の件でご自身の診断名については一切触れていないため

ここまでの文章も推測に過ぎないのですが、

あくまで徳井さんにとって大事なのは「診断名を公表すること」ではありません。

ご自身の何が苦手なのかを理解し、至らないところはサポートを受けることでしょう。

発達障害についての診断は、いまだに偏見も多いですが

病院で診断名がはっきりすることで

  • 社会的サポートの受けやすさ
  • 診断から対策を練ることができる
  • 適格な薬を処方される→生活力改善の可能性

こういったメリットも得られます。

また、世間的な偏見をリスクに感じ、

診断名を周りに伏せたままサポートを受け生活する、という選択をする人もいます。

 

今回の徳井さんに限らず、日々の生きづらさが歯がゆい人には

生きづらさ・困り感を緩和するための選択肢として、「病院で発達検査をする」という選択肢ももっと広まってほしいものです。

ご覧いただきありがとうございました。