2017年に公開されたディズニー映画『モアナと伝説の海』。
沖縄のような、ぱっと見でも分かるくらいに南国の雰囲気が漂う世界観ですが、モデルとなった地域はどこなのでしょう?
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マウイのモデルは誰?
『モアナと伝説の海』では、主人公・モアナのパートナー(?)でマウイが出てきますよね。
引用:youtube.com
モアナとマウイが並ぶと、マウイがめちゃくちゃ大男に見えますね…!
実は、ハワイの神話には『マウイ』と同じ名前の半神が登場します。
マウイ(英語: Māui)はポリネシア神話に現れる半神マウイで、「イタズラ好き」としてハワイ神話でもさまざまな活躍をしている。
出典:wikipedia
さらに、神話のマウイの伝説は
- 魔法の釣り針を持っている
- 海からハワイ諸島を釣り上げた
- いたずらが好き
- (妹の)髪の縄で太陽を捕まえる
- 長いウナギを退治する
などの伝説を残したといいます。
『モアナ』に出てくるマウイも、『神の釣り針』を持っていますよね。共通点が多いと思いませんか?
名前、半神というポジション、釣り針の共通点から、マウイのモデルは『ハワイ神話』のマウイと言えるでしょう。
『モアナと伝説の海』舞台はどこ?
また、『モアナ』では海や島国でのお話ですが、具体的にどの地域が具体なのでしょう?
『モアナと伝説の海』製作陣は、『モアナ』を作るにあたりフィジー、タヒチ、サモアなどの地域を視察したといいます。
(画像はフィジー島です。)
フィジー、タヒチ、サモアは、いずれも南太平洋周辺の島国ですね。作中ではモトゥヌイ島が舞台ですが、ニュージ―ランドに同じ地名の地域も存在します。(※島ではないです)
ニュージ―ランド~南太平洋の間に小さな島がいくつか点在しているので、実際の島の一つがモデルではなく
『ニュージ―ランド~南太平洋のあたりの島』の美しい風景や要素を盛り込んだものを、作中の『モトゥヌイ島』として描いたのではないでしょうか。
また、『モアナ』に出てくるキャラクターは、キャラクターの肌の色や身体のタトゥーが特徴的ですよね。
ハワイやフィジー(オーストラリア)のあたりでは、先住民(マオリ族)が身体の広範囲にタトゥーを掘る習慣があるのです。
そして、タトゥーは『神聖なもの』として扱われていたといいます。(所説あります。)
作中では、モアナの父(モトゥヌイの村長)やマウイ(半神)など、社会的に地位があるキャラクターが上半身にタトゥーを掘っているのも納得ですね!
終わりに
いかがでしたか?
全く架空のストーリーではなく、実際にあったエッセンスを知ると『モアナ』の世界がより楽しめるのではないでしょうか。
『モアナ』の世界のような綺麗な海、実際に見てみたいですね~!
では、ご覧いただきありがとうございました。