2020年に開催される予定の東京オリンピックですが、
五輪選手村では、寝具メーカー『エアウィーヴ』の段ボールベッドが使用されることが公式に発表され、世間では賛否両論が飛び交っているようです。
そんなエアウィーヴ製の段ボールベッドですが、
一人のベッド・寝具一式に対してどれくらいの予算がかかっているのでしょうか?(※正確なものではなく、大体の予想です)
また、一般購入することはできるのかまとめました!
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エアウィーヴ製段ボールベッド(一式)の値段はどれくらい?
今回発表された段ボールベッドのビジュアルがこちら。『TOKYO2020』のロゴに鮮やかな青、ベッドの白が映えてデザインはばっちりですね!
引用:womenshealthmag.com
そして、気になるのがこれらのお値段です…。
現在分かっているのが
- エアウィーヴ社が用意
- ベッドは段ボールベッド、『コストを抑えた』と発表
- マットレスは薄型、ポリエチレン素材
- 掛け布団はポリエステル&レーヨン製
- 枕はロフテー社製(エアウィーヴの子会社)
こんな感じです。また、それぞれの大体の価格帯を調べてみると…
- 段ボールベッド:8,580~36,300円
- エアウィーヴ製薄型マットレス:27,500~47,300円
- ポリエステル掛け布団:4,900~14,990円
- ロフテー社製枕:13,200~30,800円
めちゃくちゃお金がかかっているのがお分かりでしょうか。
さらに、『段ボールベッドはコスト抑えめ(予算抑えめ)』『マットレスにこだわっている(予算高め?)』と仮定、他は平均価格でざっくり計算すると…
(段ボールベッド)10,000+(マットレス)50,000+(掛け布団)9,990+(枕)22,000=91,900円。
予想の時点で、一人あたり10万円弱かかっているわけです。
オリンピックでは18,000人分、パラでは8,000人分のベッド一式を用意し、終了後の撤去費用もかかるのを考えると…
合わせて、ベッド一式だけで26億円弱…?
これを思うと、ベッドのコストカットや、リサイクルしやすい素材の起用は必要不可欠だったのかもしれませんね。
エアウィーヴ製段ボールベッドは一般購入は可能?
さて、想像以上に莫大な予算を見てしまったわけですが
選手村で使用予定のベッドは、一般購入できるのでしょうか?
引用:fnn.jp
こちらの段ボールベッドは、五輪用に開発されたもので現時点では非売品。
寝具に関しては、2020年春頃にデパートやオンラインで近い機能のものの発売予定があるそうなので、段ボールベッドも同じ頃に何らかの発表があるかもしれませんね!
終わりに
いかがでしたか?
段ボールベッド=災害用の印象もあるため、マイナスイメージも付いたのでしょうが
実はエアウィーヴの社員さんの努力の結晶かもしれませんね。
大きなトラブルもなく、無事に東京五輪が行われてほしいものです。
ご覧いただきありがとうございました。
http://kazu26coollady.com/why-lady-only-trains/