『トイストーリー2』でおなじみの意地悪じいさんこと、トイ・バーン店長のアル・マクウィギン。
人相がすでにヴィラン顔ですよね…。
今回は、そんなアル、そしてアルの愛車についてまとめました。
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Contents
アル・マクヴィギン(ニワトリ店長)のモデルは誰?
まずは、『トイストーリー2』で強いインパクトを残すおじさん、アルについて。
実は、初代『トイストーリー』にもちょこっとだけおじさんが登場します。
アルの登場シーンは、アンディのご近所さんのクレイジーボーイ・シドの部屋のテレビ画面。
店長自らCMに出てニワトリの着ぐるみを着る…この体の張り様、笑顔とは裏腹に売れないおもちゃ屋であることがじわじわ伝わってくるのではないでしょうか。
そんなアル・マクヴィギン、執念ゆえにウッディたちを盗んで別の博物館に売りさばこうとするクソっぷりを見せますが、一応おもちゃの収集が好きなキャラクターとして描かれています。一応。
アルのお店『トイ・バーン』、おもちゃがずらっと並んでいますよね。
このおもちゃコレクターおじさんな要素は、神奈川県横浜市にある『ブリキのおもちゃ博物館』の館長・北原照久さんがモデルなのではと噂されています。
ブリキのおもちゃ博物館についてはこちらもどうぞ↓
『ブリキのおもちゃ博物館』は、館長の北原さんが50年弱かけて集めたおもちゃたちがずらっと並べられ、その館内を観たジョン・ラセター氏がインスピレーションを受けて『トイストーリー』を作ったともいわれています。
ところが、実際の北原館長は…
虫も叩けないような優しい顔立ちですよね!
あくまで『おもちゃコレクター』の一面をアルのモデルにし、キャラクターのビジュアルはもっと悪役感が出るように別の方(アジア系の顔)を採用したのではと考えられます。
ちなみに、モデルとは違いますが『ゲスの極み乙女。』の休日課長さんと顔が似ているとの情報も。
いかがでしょうか。筆者は初見で思わず吹いてしまいましたが、ファンの方ご覧になっていましたらごめんなさい!!
また、ウッディたちを売却するべく『コニシ博物館』へ電話をかけるシーンが出てきますが、この博物館は先程の『ブリキのおもちゃ博物館』そのものがモデル。
『コニシ』は、ピクサーに所属する日本人女性アニメーターの小西さんから名前をとったと言われています。
アル(ニワトリ男)の愛車の秘密は?
『トイストーリー2』では、アルがやけにデザイン重視のスポーツカーに乗るシーンが出てきます。
いまいち売れないおもちゃ屋の店長にしては、ちょっとお高そうですよね。このスポーツカーにも、実は秘密があるのです。
ちなみに、カーズのフローのモデルになったクルマは、トイ・ストーリー2でオモチャマニアのアルが乗ってた車らしいですよ pic.twitter.com/JfmdYiOUD0
— すばらP (@SBR1200P) January 21, 2017
引用:twitter.com
なんと、後に作られた映画『カーズ』のキャラクター(車)で、アルの愛車がモデルにされていたのです!
アルの車は、後ろの羽部分(?)が特徴的ですが、似ているのは一目瞭然!ディズニーの悪役の車が別作品で起用されるあたり、ピクサーの遊び心を感じますね。
※フローは、カーズでは特に悪役ではないので悪しからず。
ちなみに、アルの愛車&フローのモデルとなった車は、1950年代のモーターショー展示用車両がモデルになっています。
元が綺麗なライトブルーなので、そのままフローのボディに採用されるのも分かる気がします。
終わりに
いかがでしたか?
『トイストーリー2』では完全に憎まれ役ですが、ヴィランのキャラクターにも細かい設定を盛り込んでいるのがディズニークオリティですね!
まあ転売屋は滅びるというタイムリーな教訓になってくれれば良いのではないでしょうか…いや本当はそんな重いテーマの話じゃないんでしょうけどね。深読みしすぎると色々と考えさせられます。(筆者の深読みしすぎですね。)
ではでは、ご覧いただきありがとうございました!