芸能界で知らない人はいない中尾彬さん、そして池波志乃さん夫婦。実は奥様・池波志乃さんがある病気に苦しんでいたことを知らない方もいるのではないでしょうか。
今回は、池波さんを襲った病気、そして病気から回復後のお仕事についてまとめました。
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池波志乃を苦しめた病気は何?
池波さんの苦しめた病気、事の発端はなんと虫歯だったといいます。
池波さんは歯医者に通い虫歯治療をするのですが、なぜか数か月ごとに歯の激痛に襲われます。
しかし、激痛の根本的な原因は分からず…。
他の病気を疑われて抗うつ薬を処方されたり、その場しのぎの痛み止めで何年も様子見します。
その後、フィッシャー症候群という難病にかかり、手足を動かすためのリハビリに専念しますが、歯の激痛は相変わらず。
2008年、歯の痛みだったのが、歯と下あごにまで激痛が強まり、歯医者を転々とした後大学病院へ。そこで初めて『歯の痛み』の病名が
骨髄炎と分かったのです。
約10年も痛み止めで対処した結果、池波さんのあごの骨に虫歯の菌が入って状態が悪化。
治療のために下あごを切開され、代わりに肩甲骨の骨を切って下あごにあてがうという手術…。11時間という大手術の末、池波さんの輪郭が変形することもなく、無事成功したのです。
術後、残念ながら『唇の感覚がない』という後遺症だけが残ってしまいましたが、身体は健康を取り戻しました。
回復後に復帰した仕事は何?
骨髄炎の手術・リハビリ後、旦那さん・中尾彬さんと夫婦共演で『日本瓦斯』のCMに出演、芸能界復帰を果たした池波さん。
引用:prtimes.jp
あの堅物な中尾さんのポーズがなんだかお茶目に見えますね!
さらに、1990年代を最後に女優業には一切触れていませんでしたが、2019年の大河ドラマ『いだてん』で、実に20年ぶりに女優復帰したといいます。
引用:oyaikukoiku.com
池波志乃・復帰作への思い入れとは?
元々女優業の予定はなかったという池波の心を動かしたのは、『いだてん』の登場人物、そして池波さんの役です。
『いだてん』には古今亭志ん生という実在した落語家さんが出てくるのですが、この人は池波さんの実の祖父にあたる人物なのです。
(実際の池波さんの祖父・5代目 古今亭志ん生さん)
引用:ja.wikipedia.org
そして、『いだてん』の古今亭志ん生さん役として、早々に
ビートたけしさんという配役が決定していました。
引用:asahi.com
見た目こそ違いますが、たけしさんと祖父を『ある意味そっくり』と語る池波さん。
そして、池波さんに来たオファーは、古今亭志ん生の妻・おりん役。池波さんの祖母にあたる役です。
当時の祖母と同じ年ごろになった自分が祖母の役を演じれること、そしてビートたけしさんと夫婦役で共演できることを知り、池波さんは思い切って女優復帰を果たしたのです。
終わりに
いかがでしたか?
長い間病気やリハビリに苦しんだ池波さん。辛い思いをした分、女優としても、女性としても
充実した生活を送ってほしいですね。
ご覧いただきありがとうございました。